【新・関西笑談】女性は一生輝ける(2)上海観光親善大使 本堂亜紀さん(産経新聞)

 ■おしゃべりではなく話せる女性に 「書く」「話す」「撮る」力を養います。

 −−女性自立の会「フィーユ」の主宰者として活動されています。発足のきっかけは

 本堂 平成11年に初めて上海に行ったのですが、現地の女性が本当にきれいで街を元気に闊歩(かっぽ)していたのです。そして、みんなしっかりと働いている。女性が生き生きと活躍している街は経済が発展しています。日本の女性ももっと元気であるべきだと思い、日本に帰ってから女性の自立を目指した会を作ろうと思いました。

 −−この年にフィーユを始めるわけですね

 本堂 ところが、当初は7人ぐらいしか集まりませんでした。少ない人数でも「何かやっていかなければ」と必死でした。今年で発足から11年目を迎えますが、月に1回の定例会には20〜30人の女性が参加します。会員は20代および30代限定にしています。ただ、40代でも「頑張る40代」は引き受けています。

 −−フィーユでの指導は厳しいと聞いていますが

 本堂 女性の自立といえども、一番の基本は礼儀・作法です。マナーだったり、あいさつだったり、声の大きさだったり、外見だったり。さらにメールの送り方から手紙の書き方まですべてで、そのあたりは厳しく指導します。それぞれの分野で活躍したいと思っても、礼儀・作法は絶対に大事なので、徹底して行います。

 −−具体的な活動内容は

 本堂 「書くこと」「話すこと」「写真を撮ること」の3つをみなさんに勉強してもらっています。書くことを通して、本当の自分が見えてくることがあるのです。それに書ける人は話せる人だと思います。おしゃべりな女性ではなく、話せる女性になってほしいのです。

 −−写真を撮ることも活動の一つに挙げていますが

 本堂 カメラは最良のコミュニケーションツールです。初めて会う人に対して「写真を撮ってもいいですか」と話しかけないと、写真を撮ることはできません。コミュニケーションはそこから始まります。また、写真は決断力や瞬間の判断力、さらに美的感覚やセンスを養います。

 −−活動の成果はどう評価するのですか

 本堂 ノルマのようなものはなく、例えば、書くことに関しては、まず新聞の投稿欄に掲載されることからはじめ、エッセーや論文などにも挑戦してもらっています。あまり投稿欄に載らないようだと、退会を求めることもあります。

 −−それは厳しいですね

 本堂 プロセスも大事なのですが、結果が出ないと、本人も頑張れないし、まわりからの評価も得られません。投稿欄に掲載されることで家族や会社の人たちに、頑張っている自分をアピールすることや感謝の気持ちを伝えることができます。

 −−女性読者に、すてきな女性になるためのワンポイントアドバイスがあれば

 本堂 早起き、朝刊、朝食です。朝を制する者は人生を制すると思います。(聞き手 香西広豊)

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